2012年08月09日
WindowsXP どこまで高速化できるか!~私のXPが速いわけ
こんにちは。
新しいPCに買い換えたので、スピードが遅いWindowsXPの使い道は、
ありますかという質問を受けました。
使えるPCがあるのであれば、
古いWindowsXPを、高速化してみるのはいかがでしょうか。
ただし自己責任ですから、慎重にいきましょう。
まず最初に、OS別に、サポート終了の日時を確認してみます。
◎ Windows 2000 ~ 2010年7月 ( サポート終了 )
◎ Windows Vista ~ 2017年4月
◎ Windows 7 ~~~ 2020年1月
◎ Windows XP ~~ 2014年4月
少なくとも2014年4月まで、Windows XPは、使い続けたいものです。
WindowsXPを、どのように使っていくかには、色々あると思います。
特に、新しくPCを購入した場合、
旧型のWindowsXPのアプリケーション・ソフトは、なるべく削除して少なくし、
そのPCでさせる作業は、しぼりたいところです。
例えば、ワープロ専用、表計算専用といった具合です。
ネットブックのように使うのも悪くありません。
ところが、インターネット専用、特に重いFaceBookや、
重いアプリケーションなどに使うと、
WindowsXPでは、やはり遅いなと感じてしまったりすることがあります。
そこでWindowsXPを、思いつくまま、どこまで高速化できるか、
自分のPCでやってきた、いくつかをまとめてみました。
以下の中には、元に戻せる部分も多いので、
自分がPCで、したい作業別に、切り替えて使うのも賢い使い方です。
①PCがもつ最高のパフォーマンスを引き出す。
1、「スタート」-「コントロールパネル」-「システム」を開く。
2、上のタグで「詳細設定」を選ぶ。
3、「パフォーマンス」の項目の「設定」を選ぶ。
4、現れた「視覚効果」タブの下から「パフォーマンスを優先する」を選択。
~これで、16項目ある全部の「視覚効果」 設定がオフになり早くなる。
5、下の「OK」をクリックし、システムプロパティウィンドウも「OK」して終了。
(※以下、「閉じる」は略す)。
②壁紙とスクリーンセーバーを止め、メモリ領域を解放してスピードアップ。
1、デスクトップ上で、右クリックし、現れたメニューから「プロパティ」を選ぶ。
2、「スクリーンセーバー」タブを選択し、「スクリーンセーバー」 の項目から「なし」を選ぶ。
3、「画面のプロパティ」ウィンドウの「デスクトップ」タブを選び、「背景」項目から「なし」を選ぶ。
④システムサウンドを切って、少しでも早く。
1、「スタート」-「コントロールパネル」-「サウンドとオーディオデバイス」を開く。
2、「サウンド」のタブを選んで、「サウンドなし」を選ぶ。
⑤不要なスタートアップを切って、メモリ領域を解放してスピードアップ。
1、「スタート」 にマウスをあてて右クリック-メニューから「開く-All Users」を選ぶ。
2、「プログラム」-「スタートアップ」と開き、不要なものを削除。あくまで常に起動してないと困るものだけ残す。または、「スタートアップ」があるフォルダに「スタートアップ中止」フォルダを新たに作り、そちらに移動。
⑥不要な自動スタートアップを切って、メモリ領域を解放してスピードアップ。
1、「スタート」 - 「ファイル名を指定して実行」 を選ぶ。
2、「msconfig」 と入力して「OK」を選ぶ。
3、「スタートアップ」のタグを選ぶ。
4、不必要なもののチェックを外して「OK」を選ぶ。※わからないものは外さない。
×~ 外してはいけない例~PCにより中味は違います。
「IMJPMIG」/「TINTSETP」(※2つ)/「ctfmon」/コマンド表示が「C:¥WINDOWS¥system32~」で始まるもの。
※ワープロにあたる日本語変換装置MS-IME以外を使っている人は「IMJPMIG」や「PHIME」は外しても。
○~不要なら外してもいい例
「qttask」~QuickTime/「realsched」~RealPlayer/「Reader」~AdobeReaderなど。
5、再起動をうながされるので、「再起動」を実行。
6、再起動後に、「システム構成ユーティリティー」が表示されたら、メッセージを表示しないにチェックを入れる。
⑦不要な、自動サービスを切って、早くする。
1、「スタート」 - 「ファイル名を指定して実行」 を選ぶ。
2、「msconfig」 と入力して「OK」を選ぶ。
3、「サービス」のタグを選ぶ。
4、不必要なもののチェックを外して「OK」を選ぶ。※わからないものは外さない。
×~ 外してはいけない例
「Cryptographic Service」
「Event Log~」
「Plug and Play~」
「Remote Procedure Call (RPC)~」
「Security Accounts Manager~」
「System Event Notification~」
「Windows Management Instrumentation~」
「Workstation~」
○~不要なら外してもいい例
「Error Reporting Service」・・・・・・エラー発生時にマイクロソフトへ報告
「Fast User switching Compatibility」・・・・・・ ユーザーの簡易切り替え
「Fax~」・・・・・・ Fax の送受信
「Human Interface Device Access~」・・・・・・ マウスやキーボードの特殊機能を追加/XP Professional
「Net Logon」・・・・・・ ドメインへのログオン、認証
「Remote Registry~」・・・・・・ リモート操作でレジストリの設定変更/XP Professional
「Secondary Logon」・・・・・・ 別のユーザーとしてコンピューターにログオン
「Server」・・・・・・ ネットワークでファイルやプリンターの共有
「Task Scheduler」・・・・・・ タスクスケジュールの実行
「Terminal Services」・・・・・・ 複数のユーザーがリモートコンピューターに接続
「Web Client」・・・・・・ Windows ベースのプログラムで Web ファイルを管理
「Wireless Zero Configuration」・・・・・・ 無線LAN の自動構成※無線LAN使用の場合は残す。
5、再起動をうながされるので、「再起動」を実行。
6、再起動後に、「システム構成ユーティリティー」が表示されたら、メッセージを表示しないにチェックを入れる。
⑧パソコンを起動する際の、WindowsXPのロゴ画面を停止して、早く起動させる。
1、「スタート」-「コントロールパネル」-「システム」を開く。
2、上のタグで「詳細設定」を選ぶ。
3、「起動と回復」の項目の「設定」を選ぶ。
4、「起動システム」の項目から「編集」を選ぶ。
5、「boot.ini」が開く。
~5行目の中の、「/noexecute=Optin」の後ろに「半角スペース」を入れ、 「/noguiboot」を追加。
6、上の「ファイル」-「上書き保存」で終了。後は全て閉じる。
以上に加えて、まだまだ早くする事は可能で、
自分のPCでやってみた部分から。
取り敢えず、お手軽にできる高速化を書いてみました。
なお、WindowsXP高速化について書かれたページは、
他にもたくさんあります。宜しければ探して見て下さい。
また、WindowsXP高速化と並行して、
すでに書いた、ネットをサクサク見るブラウザ、
「Donuts L」を併用するのは、効果が期待できます。
http://snoopy820.ti-da.net/e3441739.html
無料のソフトでのメンテナンスを、並行して導入するのも、
効果が期待できるかもしれません。
http://snoopy820.ti-da.net/e3441736.html
効果のほどは、わかりませんが、
仮想ディスクの領域を、
Cドライブから、Dドライブに変更し、
さらに、最小と最大の数値を同じにしてやるのも、
効果があるかもしれません。
宜しければ、参考までに。
追記~
昔からPCを使っていらっしゃる方は、
画面がWindows95&98&2000っぽいと気づいて、懐かしいはず。
そうでない方は、見慣れた画面表示でないと、
がっかりするかも知れません。
つまり結局、XPからは視覚的効果に力が注がれています。
しかし、それがパソコンのスピードを落としているともいえます。
ただそれでも、上記はすべて戻せるのであり、
目的に合わせ、切り替えて使ってみてはいかがでしょうか。
XPの起動ロゴを停止するだけで、
パソコンの立ち上がり時間の無駄も省けます。
新しいPCに買い換えたので、スピードが遅いWindowsXPの使い道は、
ありますかという質問を受けました。
使えるPCがあるのであれば、
古いWindowsXPを、高速化してみるのはいかがでしょうか。
ただし自己責任ですから、慎重にいきましょう。
まず最初に、OS別に、サポート終了の日時を確認してみます。
◎ Windows 2000 ~ 2010年7月 ( サポート終了 )
◎ Windows Vista ~ 2017年4月
◎ Windows 7 ~~~ 2020年1月
◎ Windows XP ~~ 2014年4月
少なくとも2014年4月まで、Windows XPは、使い続けたいものです。
WindowsXPを、どのように使っていくかには、色々あると思います。
特に、新しくPCを購入した場合、
旧型のWindowsXPのアプリケーション・ソフトは、なるべく削除して少なくし、
そのPCでさせる作業は、しぼりたいところです。
例えば、ワープロ専用、表計算専用といった具合です。
ネットブックのように使うのも悪くありません。
ところが、インターネット専用、特に重いFaceBookや、
重いアプリケーションなどに使うと、
WindowsXPでは、やはり遅いなと感じてしまったりすることがあります。
そこでWindowsXPを、思いつくまま、どこまで高速化できるか、
自分のPCでやってきた、いくつかをまとめてみました。
以下の中には、元に戻せる部分も多いので、
自分がPCで、したい作業別に、切り替えて使うのも賢い使い方です。
①PCがもつ最高のパフォーマンスを引き出す。
1、「スタート」-「コントロールパネル」-「システム」を開く。
2、上のタグで「詳細設定」を選ぶ。
3、「パフォーマンス」の項目の「設定」を選ぶ。
4、現れた「視覚効果」タブの下から「パフォーマンスを優先する」を選択。
~これで、16項目ある全部の「視覚効果」 設定がオフになり早くなる。
5、下の「OK」をクリックし、システムプロパティウィンドウも「OK」して終了。
(※以下、「閉じる」は略す)。
②壁紙とスクリーンセーバーを止め、メモリ領域を解放してスピードアップ。
1、デスクトップ上で、右クリックし、現れたメニューから「プロパティ」を選ぶ。
2、「スクリーンセーバー」タブを選択し、「スクリーンセーバー」 の項目から「なし」を選ぶ。
3、「画面のプロパティ」ウィンドウの「デスクトップ」タブを選び、「背景」項目から「なし」を選ぶ。
④システムサウンドを切って、少しでも早く。
1、「スタート」-「コントロールパネル」-「サウンドとオーディオデバイス」を開く。
2、「サウンド」のタブを選んで、「サウンドなし」を選ぶ。
⑤不要なスタートアップを切って、メモリ領域を解放してスピードアップ。
1、「スタート」 にマウスをあてて右クリック-メニューから「開く-All Users」を選ぶ。
2、「プログラム」-「スタートアップ」と開き、不要なものを削除。あくまで常に起動してないと困るものだけ残す。または、「スタートアップ」があるフォルダに「スタートアップ中止」フォルダを新たに作り、そちらに移動。
⑥不要な自動スタートアップを切って、メモリ領域を解放してスピードアップ。
1、「スタート」 - 「ファイル名を指定して実行」 を選ぶ。
2、「msconfig」 と入力して「OK」を選ぶ。
3、「スタートアップ」のタグを選ぶ。
4、不必要なもののチェックを外して「OK」を選ぶ。※わからないものは外さない。
×~ 外してはいけない例~PCにより中味は違います。
「IMJPMIG」/「TINTSETP」(※2つ)/「ctfmon」/コマンド表示が「C:¥WINDOWS¥system32~」で始まるもの。
※ワープロにあたる日本語変換装置MS-IME以外を使っている人は「IMJPMIG」や「PHIME」は外しても。
○~不要なら外してもいい例
「qttask」~QuickTime/「realsched」~RealPlayer/「Reader」~AdobeReaderなど。
5、再起動をうながされるので、「再起動」を実行。
6、再起動後に、「システム構成ユーティリティー」が表示されたら、メッセージを表示しないにチェックを入れる。
⑦不要な、自動サービスを切って、早くする。
1、「スタート」 - 「ファイル名を指定して実行」 を選ぶ。
2、「msconfig」 と入力して「OK」を選ぶ。
3、「サービス」のタグを選ぶ。
4、不必要なもののチェックを外して「OK」を選ぶ。※わからないものは外さない。
×~ 外してはいけない例
「Cryptographic Service」
「Event Log~」
「Plug and Play~」
「Remote Procedure Call (RPC)~」
「Security Accounts Manager~」
「System Event Notification~」
「Windows Management Instrumentation~」
「Workstation~」
○~不要なら外してもいい例
「Error Reporting Service」・・・・・・エラー発生時にマイクロソフトへ報告
「Fast User switching Compatibility」・・・・・・ ユーザーの簡易切り替え
「Fax~」・・・・・・ Fax の送受信
「Human Interface Device Access~」・・・・・・ マウスやキーボードの特殊機能を追加/XP Professional
「Net Logon」・・・・・・ ドメインへのログオン、認証
「Remote Registry~」・・・・・・ リモート操作でレジストリの設定変更/XP Professional
「Secondary Logon」・・・・・・ 別のユーザーとしてコンピューターにログオン
「Server」・・・・・・ ネットワークでファイルやプリンターの共有
「Task Scheduler」・・・・・・ タスクスケジュールの実行
「Terminal Services」・・・・・・ 複数のユーザーがリモートコンピューターに接続
「Web Client」・・・・・・ Windows ベースのプログラムで Web ファイルを管理
「Wireless Zero Configuration」・・・・・・ 無線LAN の自動構成※無線LAN使用の場合は残す。
5、再起動をうながされるので、「再起動」を実行。
6、再起動後に、「システム構成ユーティリティー」が表示されたら、メッセージを表示しないにチェックを入れる。
⑧パソコンを起動する際の、WindowsXPのロゴ画面を停止して、早く起動させる。
1、「スタート」-「コントロールパネル」-「システム」を開く。
2、上のタグで「詳細設定」を選ぶ。
3、「起動と回復」の項目の「設定」を選ぶ。
4、「起動システム」の項目から「編集」を選ぶ。
5、「boot.ini」が開く。
~5行目の中の、「/noexecute=Optin」の後ろに「半角スペース」を入れ、 「/noguiboot」を追加。
6、上の「ファイル」-「上書き保存」で終了。後は全て閉じる。
以上に加えて、まだまだ早くする事は可能で、
自分のPCでやってみた部分から。
取り敢えず、お手軽にできる高速化を書いてみました。
なお、WindowsXP高速化について書かれたページは、
他にもたくさんあります。宜しければ探して見て下さい。
また、WindowsXP高速化と並行して、
すでに書いた、ネットをサクサク見るブラウザ、
「Donuts L」を併用するのは、効果が期待できます。
http://snoopy820.ti-da.net/e3441739.html
無料のソフトでのメンテナンスを、並行して導入するのも、
効果が期待できるかもしれません。
http://snoopy820.ti-da.net/e3441736.html
効果のほどは、わかりませんが、
仮想ディスクの領域を、
Cドライブから、Dドライブに変更し、
さらに、最小と最大の数値を同じにしてやるのも、
効果があるかもしれません。
宜しければ、参考までに。
追記~
昔からPCを使っていらっしゃる方は、
画面がWindows95&98&2000っぽいと気づいて、懐かしいはず。
そうでない方は、見慣れた画面表示でないと、
がっかりするかも知れません。
つまり結局、XPからは視覚的効果に力が注がれています。
しかし、それがパソコンのスピードを落としているともいえます。
ただそれでも、上記はすべて戻せるのであり、
目的に合わせ、切り替えて使ってみてはいかがでしょうか。
XPの起動ロゴを停止するだけで、
パソコンの立ち上がり時間の無駄も省けます。
Posted by 横浜のtoshi at 12:17│Comments(4)
│上手なパソコン利用法
この記事へのコメント
格段に良くなりました。有難うございます!
Posted by なっちゃん at 2015年01月08日 22:45
お役に立てて、光栄です。
Posted by 横浜のtoshi
at 2015年02月11日 22:58

ありがとうございます。
フェイスッブクと、g+にコメント書いときました。
フェイスッブクと、g+にコメント書いときました。
Posted by 松浦大和 at 2015年12月11日 22:17
ありがとうございます。探してみます。
Posted by 横浜のtoshi
at 2016年04月19日 07:04

コメント以外の目的が急増し、承認後、受け付ける設定に変更致しました。今しばらくお待ち下さい。